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SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会 第2部 Supported by ONE Championship2019-05-06

5月6日 プロ修斗サステイン主催興行 後楽園ホール大会 第二部第6試合の裁定結果について

■第二部第6試合「扇久保博正 対 清水清隆」の裁定結果について
2019年5月6日、プロフェッショナル修斗公式戦後楽園大会第二部での第6試合に
世界フライ級チャンピオンシップ扇久保博正 対 清水清隆が行われた。
試合は第4ラウンド0分40秒に、王者:扇久保博正(以下、扇久保と記載)が
挑戦者:清水清隆(以下、清水と記載)をグラウンドパンチによるノックアウト勝利を収めた。

しかし、この試合を審判した豊永稔レフェリーをはじめ審判団の中からも
「両選手の頭部への接触」(以下、バッティング行為と記載)があった可能性があるとみて直ちに映像確認を行った。
確認の結果、バッティング行為があったことが認められたため勝敗への影響度について慎重な審議が必要であると判断した。
また、偶発的な事故によるダメージにより試合続行が不可能になったと判断した場合に備えて
アクシデントが発生する直前までの採点を当該試合を担当したサブレフェリーからその場で確認した。

その結果、下記の通りに裁定結果を変更するものとする。

以下、本文。

■「両選手の頭部への接触」について
<結論>偶発的なアクシデントによる影響があったものとし、試合の裁定を変更する。
変更前:王者:扇久保のノックアウト勝利
から
変更後:王者:扇久保のテクニカル判定勝利

<理由>
偶発的な事故による負傷、或いはダメージにより、一方または双方の選手の試合続行が不可能になった場合、
必要とあらば試合を停止してダメージを負った選手の回復を待つべきであるが偶発的な事故によるダメージにより
即座に試合続行が不可能な状態となった。

映像等での検証により、試合終了の要因が偶発的なアクシデントによるものと結論付け、
当該試合は公式ルールに基づき、4Rのアクシデント発生前までの採点を以って勝者を決定する事とする。
よって、上記にある通り裁定結果を変更した。

■今後の運営体制の見直しについて
選手の安全を確保するという観点からも本件について多くの反省点があったことは紛れもない事実である。
その点について、今後の試合運営の体制改善に努めていく事をここに約束させて頂く。


<裁定変更の詳細>
■変更前の試合結果
[メインイベント/第6試合]世界フライ級チャンピオンシップ5分5R
○扇久保 博正(王者/パラエストラ松戸)56.6kg
KO 4R 0’40”
×清水 清隆(挑戦者・同級1位/TRIBE TOKYO M.M.A.)56.7kg
※グラウンドパンチ
※※王者:扇久保が二度目の防衛に成功。
[レフェリー]豊永 稔
[サブレフェリー]
福田正人 1R 10-9/2R 10-9/3R 10-10
片岡誠人 1R 10-9/2R 10-9/3R 10-9
横山忠志 1R 10-9/2R 10-9/3R 10-9


■変更後の試合結果
[メインイベント/第6試合]世界フライ級チャンピオンシップ5分5R
○扇久保 博正(王者/パラエストラ松戸)56.6kg
テクニカル判定 3-0
×清水 清隆(挑戦者・同級1位/TRIBE TOKYO M.M.A.)56.7kg
※王者:扇久保が二度目の防衛に成功。
※※4R 0’40”偶発的なアクシデントにより試合続行が不可能となった為。
[レフェリー]豊永 稔
[サブレフェリー]
福田正人 40-37(1R 10-9/2R 10-9/3R 10-10/4R 10-9)
片岡誠人 40-36(1R 10-9/2R 10-9/3R 10-9/4R 10-9)
横山忠志 40-36(1R 10-9/2R 10-9/3R 10-9/4R 10-9)


[大会名]プロフェッショナル修斗公式戦
     SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会 第2部
     Supported by ONE Championship
[日 時]2019年5月6日(月/祝)
[会 場]東京/後楽園ホール
[認 定]ISC[協 力]JSA
[後 援]ONE Championship
[主 催]株式会社サステイン