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　2014年の開始から早くもプロ修斗の名物企画となった「インフィニティリーグ」。今年度バンタム級４戦目となる今大会では優勝候補対決が実現。キャリアで勝る世界バンタム級4位・北原史寛（勝ち点2／パラエストラ札幌）と5勝4KOのレコードを持つ征矢貴（パラエストラ松戸）が激突。北原は初戦、パワーで勝る梶川卓（スカーフィスト）をテクニックで完封。盤石の強さを見せつけた。対する征矢は現在勝ち点4でトップを走るオニボウズ（総合格闘技ゴンズジム）と壮絶な打撃戦を展開。紙一重の攻防で会場をヒートアップさせるも惜敗。まさかの黒星スタートとなった。前半戦の折り返しとなる今大会でいよいよ両者が激突。一戦一戦確実に勝って優勝を公言する北原と、残り３戦全てをKO勝利を誓う征矢。修斗バンタム級を代表する両者による初顔合わせ。開始のゴングから目が離せない。
　そして今年のプロ修斗で話題の中心となっているフェザー級。この階級キーマンと言っていい佐藤将光（坂口道場一族）がいよいよ今年度始動戦を迎える。土屋大喜（roots）を一撃でKOし、VTJでは“怪物”安藤達也（TRIBE TOKYO M.M.A.）に競り勝ってみせた佐藤。この強烈なキャラクターひしめくフェザー級に割って入るべく佐藤の始動戦の相手は、今回からフェザー級転向となるスーパー均くん（K.O.SHOOTO GYM）。洗練されたボクシングテクニックを武器に打撃戦に持ち込むハードパンチャーだ。倒せる拳を持つ者同士のマッチアップ、KO決着は必至か。
　毎大会熱戦の連続となる修斗新宿大会。ベテラン、若手入り混じる12カードが現在までに決定している今大会も新宿の夜を熱くさせる。