ブックメーカーで税金はかかる?利益計算や知恵袋での意見を徹底調査

ブックメーカーで税金はかかるのか

ブックメーカーはお金を賭けて楽しむものであり、金銭の授受が発生するため以下のような疑問を抱える方も多いのではないでしょうか。

ブックメーカーに税金はかかる?

ブックメーカーでいくら稼いだら課税対象になる?

ブックメーカーではどのタイミングで課税される?

税金がかかった場合の納税期限は?

結論、ブックメーカーで利益が出た場合は税金がかかります。

ただし、サラリーマンか主婦・学生かによって課税される利益額が異なるため、注意が必要です。

また税金がいくらかかるかを計算するための計算式や、控除される金額など、事前に理解しておくべき項目を重点的に解説していきます。

他にも税金に関するよくある質問や、知恵袋での意見を深掘りしています。

ブックメーカーで税金はかかるのか、課税のタイミングや納税期限まで網羅的に解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

ブックメーカーで税金はかかるのか

ブックメーカーで税金がかかるか審議中

ブックメーカーでは賭けに勝てば利益が出ますが、負けてしまうとマイナスにもなり得ます。

ブックメーカーにおける利益の考え方や経費の範囲など、税金に関するポイントを以下の4つに絞って解説していきます。

  • ブックメーカーの利益は一時所得に該当
  • 一時所得および所得税の計算方法
  • ブックメーカーにおける利益の考え方
  • ブックメーカーで認められる経費

ブックメーカーでは金銭の授受が発生する以上、税金とは切っても切れない関係です。

税金の正しい知識は、プレイする前に理解しておきましょう。

ブックメーカーの利益は一時所得に該当

ブックメーカーで得た利益は日本の税法上、一時所得に分類されます。

ブックメーカーの利益も、競馬や競艇と同じようにギャンブルとして扱われ、基本的には一時的に得られる所得として考えられます。

一時所得は、競馬・競艇などの公営ギャンブルのような日常的な労働以外の方法で得た収入全般のことです。

なお、一時所得にはギャンブル以外にも、保険の一時金や贈与されたものも含まれています。

一時所得および所得税の計算方法

一時所得および所得税額の計算方法は以下の通りです。

  • 一時所得=(利益 – 特別控除50万円)÷ 2
  • 所得税額=一時所得 × 所得税率 – 控除額

所得税は稼いだ金額に対してかかる税金のことで、一時所得の金額を算出しなければ計算ができません。

なお、一時所得には「特別控除額」と呼ばれる税金の負担額を減らす制度が組み込まれており、一律で50万円となっています。

つまり、利益が50万円に満たない場合は一時所得がマイナスになるため、税金もかかりません。

また、計算式内の利益はブックメーカーで勝利して得た金額を指しています。

税金を抑えたい方は、あえて利益を50万円以内に収めつつ遊ぶことも1つの手法です。

ブックメーカーにおける利益の考え方

ブックメーカーの利益には、賭けに負けた場合に生まれる損失金は含まれないため注意が必要です。

課税対象となる金額は、勝利した際に受け取った払戻金から賭け金を引いた金額です。

年間のトータルで負け越していた場合でも、勝利した金額(払戻金-賭け金)が50万円を上回っているのであれば、納税の義務が発生します。

ブックメーカーで認められる経費

ブックメーカーで認められる経費は、勝利したベットに対する賭け金のみです。

つまり、負けたベットに対する賭け金については全額経費計上できません。

雑所得として認められる場合は経費の幅も広がりますが、ブックメーカーは公営ギャンブルと同様の一時所得として考慮されます。

一時所得の場合、ベットした金額がすべて経費計上できるわけではないため、注意してください。

ブックメーカーで税金が発生する利益額とは

ブックメーカーで税金が発生する利益額を計算中

ブックメーカーで税金が発生する利益額のラインは、職業によっても変わります。

今回は以下2点の場合の税金が発生する利益額を解説します。

  • サラリーマンの場合の計算方法
  • 主婦や学生の場合の計算方法

職業によって控除額が異なるため、間違った認識を持たないよう注意しましょう。

サラリーマンの場合の計算方法

サラリーマンの場合、勝利したベット(払戻金-賭け金)の金額が90万円を超えると確定申告をしなければなりません。

給与所得者の場合、副業等の収入が20万円を超えると確定申告が必要であり、特別控除を差し引いた際に20万円を超える金額が90万円となります。

そのため、利益が90万円を超えた場合は必ず確定申告を行って、所得税を納税しましょう。

主婦や学生の場合の計算方法

主婦や学生、無職など、就職をしていない方の場合、勝利したベット(払戻金-賭け金)の金額が98万円を超えると税金がかかります。

就職をしていない方(主婦・学生・無職)の場合、一時所得の特別控除50万円以外に、48万円の基礎控除があります。

すべての控除額を合算すると98万円となるため、これを超える利益がある場合は税金がかかると覚えておきましょう。

給与所得者以外でも、一定の利益が発生すれば必ず税金がかかります。

主婦や学生、また職がないから大丈夫といった間違った認識を持たないよう、注意してください。

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ブックメーカーで税金がかかるタイミングと納税期限

納税期日を示すカレンダー

ブックメーカーで税金がかかるタイミングや納税について以下2点を解説します。

  • 課税のタイミングは出金時ではない
  • 確定申告と納税の期限

課税のタイミングに対する認識を誤ると、知らないうちに税金がかかっていたり、納税期限を過ぎてしまう可能性があります。

ブックメーカーで安全に遊ぶためにも、事前にしっかり理解しておきましょう。

課税のタイミングは出金時ではない

課税されるタイミングは、ベットに勝利したその瞬間です。

銀行口座に出金して初めて課税されるわけではないため、注意してください。

節税対策として銀行口座に出金する金額を調整しても、意味はありません。

税金対策をするのであれば、勝利金額を特別控除と同額の50万円以内に収めることが一番です。

確定申告と納税の期限

確定申告の期間は毎年2月16日から3月15日までと決まっています。

なお、所得税の納税も同様に3月15日までに納めてください。

仮に確定申告や所得税の納税が遅れてしまうと、延滞税という税金が上乗せされてしまいます。

期限内に納めていればかからなかった金額を払わなければならないため、期限には十分注意しましょう。

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ブックメーカーの税金に関する知恵袋や2chの意見

ブックメーカーの税金に対する意見

ブックメーカーの税金に関する口コミを調査した結果を解説していきます。
口コミでは、税金に対して正しく理解している方とそうでない方など、以下のような様々な意見がありました。

  • 勝った金額が0円になっても税金は発生する
  • 裏が取れない収入は帳簿がない脱税と同じ
  • 勝った瞬間に課税対象になる
  • 税務署の人が来たら納税すればいい
  • 50万円以内の出金なら問題ない

税金に対して誤った認識を持つと、想像以上の税金を支払うことになる可能性があります。

延滞税や追徴課税がかかることを防ぐためにも、各口コミを分析し、税金に関する正しい知識を身につけましょう。

勝った金額が0円になっても税金は発生する

ブックメーカーの税金についての質問です。
1万円が当たり5万円に成った後に、その当たった5万円がハズレて0円に成ってしまった場合、消滅した「勝ちベット5万円」に税金は発生するのでしょうか?

「ブックメーカーの利益計算は1年間のトータル損益ではなく「勝ったベット」のみを独立して課税対象としますので、「負けたベットの賭金」は計算対象外」ということが記されていたのですが、先ほどの例の場合の税金がよくわかりません。 控除額を抜きにした場合、消滅した5万円に税金は発生するのでしょうか?
引用

1万円が5万円になったから
5万から1万ひいた4万が課税対象の計算のもとになる
引用

上記は、ベットに勝利して5万円の払い戻しがあっても、その後に勝利金額以上負けてしまい、お金が0円になったときに税金はかかるのかという質問です。

こちらは回答にもある通り、負けた金額に関わらず4万円に課税されます。

今回のケースでは、1万円を賭けて5万円勝っています。

そのため、勝利金の5万円から賭け金の1万円を引いた4万円に対して税金がかかる仕組みです。

どれだけ負けたとしても、勝ったベットがあれば税金がかかることを覚えておきましょう。

裏が取れない収入は帳簿がない脱税と同じ

税申告の時に税務署の人に聞いたんだよ。海外FXとか海外ギャンブルとか、裏が取れない収入はどうやって課税できるの?とね。そしたら、それは帳簿がない脱税と同じで、金の流れの辻褄、つまり状況証拠があれば起訴して追徴課税できるんだってさ。これを演繹すれば、金の流れとアクセス履歴の証拠隠滅が大事ってことだね。
引用

ブックメーカーではゲーム内での勝利金を銀行口座に移さなければ、表面上ではお金の動きが見えません。

そのため、お金を引き出さなければ課税のしようがないと考える方もいるようです。

しかし、税金はベットに勝利したその瞬間にかかります。

いくらお金の流れを隠そうとしても、金銭の授受が発生する以上、履歴は残ってしまうでしょう。

証拠は隠そうとせず、勝利した金額が納税すべき利益額を上回った場合は、必ず確定申告をしましょう。

勝った瞬間に課税対象になる

税務署が、銀行の入出金しか把握できていないってだけで、勝った瞬間に課税対象になるんだよ。
だからブックメーカーで500万の一時所得の申告をした人が、税務調査に入られた結果
過去四年分の全ての勝ちベットに税金をかけられて2億以上になったんだよ。
マイナス8000万の収支の人間に二億の税金だぞ?
引用

追徴課税とは、本来納めるべき税金よりも少額で申告・納付した場合、差額分の税金を追加で徴収されることです。

上記のケースでは、本来の納税額よりも少ない金額で納税してしまっていたため、億単位の税金が発生してしまったようです。

追徴課税を不服として裁判を起こしたものの、以下の理由から訴えは棄却されました。

  • ブックメーカーは営利を目的とする継続行為に当たらないとし、雑所得ではなく一時所得に該当
  • 外れベットの賭け金は控除ができない

4年間のトータルが赤字で出ていたとしても、勝利したベットがある以上税金が発生し、また雑所得には該当しないことから負けた賭け金は控除が認められませんでした。

税務署の人が来たら納税すればいい

税金なんて無視すれば良くないですか?

数年経って税務署の人間が来たら払えばいいだけですし
引用

上記コメントのように税金を無視し続けてブックメーカーで遊ぶと、数年以内に追徴課税を受ける可能性があります。

税務署の職員が来た段階で払えば良いといっても、税務調査では過去数年分の収益を遡ります。

結果的にまとまった金額の税金が課されることになるため、上述したような億単位の税金がかかるケースもあるのです。

自身がいくらの利益を得たのか、確定申告の必要はあるのかを毎年必ず確認し、正しく確定申告・納税を行いましょう。

50万円以内の出金なら問題ない

調べたら大勝ちしても50万以内の出金なら目をつけられないって書いてたわ。オンカジは海外送金になるから50万以上の出し入れがあると銀行が税務署に報告しなきゃいけないらしいわ。
だから50万以内に分けて出金すればいけんじゃね?
引用

ブックメーカーでは勝利した瞬間に課税対象となるため、出金額を調整しても納税額は変わりません。

勝利したベットにのみ課税され、控除額を超える利益が上がっていれば納税義務が発生します。

税金を抑えるためには、勝利金額を50万円以内に調整するしかありません。

税金がかからない範囲で楽しみたい方は、控除額をよく確認して、利益額が控除額を超えないように気をつけましょう。

ブックメーカーの税金に関するよくある質問

ブックメーカーの税金に関するQ&A

住民税の関係で会社にばれない?

ばれないようにする方法はあります。

確定申告時に、「住民税を自分で納付する(普通徴収)」を選択すれば問題ありません。

上記の方法では、ブックメーカーで得た利益分の住民税を自分で納付します。

そのため、会社が納める住民税は増額しないので、ばれることはありません。

雑所得として計上できる?

計上は難しいでしょう。

ブックメーカーで得た利益は一時所得とみなされます。

一時所得は利益を得るための行動により発生した所得のことで、競馬の払戻金なども一時所得です。

ブックメーカーでも利益を得るために賭けを行っているため、一時所得に該当します。

学生でも税金は発生する?

98万円以上の利益が出た場合は、税金が発生します。

学生の場合は一時所得の特別控除に加え、48万円の基礎控除があります。

控除額を合算すると98万円となるため、この金額を超えると税金が発生すると覚えておきましょう。

負けた金額が勝った金額を上回った場合は?

負けた金額に関わらず、税金は勝利した金額にのみかかります。

そのため、賭けに負けた金額が勝利金額を上回っても、税金は発生します。

税金対策にエコペイズでの保有は有効?

エコペイズのような海外の電子ウォレットに保存しておくことは有効です。

海外の電子ウォレットに保有している収益は、課税対象とはなりません。

海外の電子ウォレットには、他にもPayz・ベガウォレット・スティックペイなどがあるため、有効活用しましょう。

まとめ

本記事では、ブックメーカーの税金について解説しました。

それでは、この記事の要点を振り返ってみましょう。

  • ブックメーカーでは勝利したベットにのみ税金がかかる
  • ブックメーカーは一時所得に該当する
  • ブックメーカーの利益には損失金は含まない
  • 負けたベットの賭け金は経費計上できない
  • サラリーマンの場合は90万円を超えると税金が発生する
  • 主婦や学生の場合は98万円を超えると税金が発生する
  • 無職の場合でも主婦や学生と同じく98万円を超えると税金がかかる
  • ブックメーカーではベットに勝利した瞬間に課税される
  • 確定申告および納税は毎年2月16日から3月15日まで
  • 納税に遅れてしまうと、延滞税が加算されてしまう
  • 延滞税は日に日に増えていくため、1日でも速く納税すべき
  • 会社にばれないようにするためには「住民税を自分で納付する」を選択する
  • 税金を正しく納付できない場合、追徴課税を受ける可能性がある
  • 税金対策としてエコペイズ等の海外電子ウォレットに保存しておくことは有効
  • ブックメーカーの場合は雑所得として計上するのは難しい

当記事を参考に、ブックメーカーの税金に関する正しい知識を身につけ、確定申告・納税を行いましょう。

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